2020年新人研修
新人研修について
営業推進部 技術推進G A.S
新人研修では三か月という期間で、PCの操作方法から実践的なプログラム開発まで多くの経験を得ることができました。やることが全て上手くいかず辛かった日々もありましたが、できるようになったことを材料にして自分を励まし、研修を乗り越えることができました。
私は大学までの学生時代にプログラミングに一切触れることがありませんでした。いわゆる文系出身であるため、IT業界を選択したことに一抹の不安を持っていました。しかし研修の内容が身に付くにつれ、できることが一つ増えるたびに、不安が自分を励ます材料に代わっていきました。
例えば、目で見て確認しながら行っていたキーボード操作は研修中に毎日練習することで、タッチタイピングを習得できました。Java、SQLという聞いたこともなかったものを使って、プログラムを作成できるようにもなりました。この業界で働いていくための基礎となる技術を身に着けることができました。
研修はプログラム開発につながる学習を行う期間でしたが、社会人としての基礎を身に着ける期間でもありました。名刺交換や電話応対といった学生のころからイメージしてきた内容はもちろんですが、人前で堂々と発表するための訓練もありました。個人的にはもっとも厳しい訓練でした。
毎日数人ずつクラス全員の前でスピーチを行いました。その時は、緊張して頭の中が真っ白になり、言葉がうまく出てこないこともありました。そして、研修後に苦手意識が消えたわけではありません。ただ、研修を終えた後には、自分の考えを人に伝える方法が分かるようになりました。知識ではなく体感としてどのように話せばよいかを学んだことで、苦手であり出来ないという状態から、苦手だが出来る状態へ成長できました。
今後業務に携わる際には、研修で得た経験が基礎として生きると思います。知識と技術の習得という経験だけではなく、課題を乗り越えた成功体験も自分を支える経験になると思います。